シックハウス症候群と化学物質過敏症の違いと、今研究中の病気の検査に行ったはずが…

12月10日金曜日の昨日、シックハウスの検査ができるという病院へ行って来ました。
15時半出発、帰ってきたのは夜の21時ぎりぎり前…くったくたでした。
そもそも、
シックハウス症候群と化学物質過敏症の違いは?
シックハウス症候群は
特定の建物の中にいる時のみ臭い、喉への刺激や痛み、頭痛、集中力低下などといった症状が出るものをさします。
- 原因となる化学物質がある一定以上の濃度になった建物内に入ったとき
- 特定の化学物質にのみ反応する
- 原因が建物内に限られる
住宅の建材、家具などに含まれる接着剤や抗菌剤、防虫剤、ワックスなど
化学物質過敏症は
タバコの煙り、柔軟剤や排気ガスなど、空気が汚れているところで決まって体調が悪くなるとか、室内ではないの症状が悪化したり、アレルギー症状が出てくるものをさします。
- 微量でも化学物質のある場所ならどこでも発症する
- 化学物質であれば、様々なものに反応する
- 排気ガス、柔軟剤、タバコ、香水、化粧品、洗髪料、洗剤、スプレー、香料を使った商品全般など多種多様なものが対象。(シックハウス症候群と合併もある)
どちらも、体内の免疫力の低下が原因で一度に大量の化学物質を吸いこんだり、長期間、特定の化学物質を少しずつ吸い込む事で、突如過剰に反応するようになります。
シックハウス症候群の発症が原因で化学物質過敏症になる。
※似た病気に電磁波過敏症というのもあります。
症状
目の痛み、充血、痒み、涙が出る。
鼻の粘膜が刺激される、鼻水、鼻詰まり
耳鳴り、めまい
口内の荒れ、出血、口の回りの荒れ、出血、口の渇き、喉の痛み、声が枯れる
蕁麻疹、肌荒れ、湿疹、発疹、痒み、乾燥
便秘、下痢、食欲不振、吐き気
動悸、息苦しい、息切れ、不整脈
臭いで不眠、からの不安、抑うつ
頭痛、だるさ、疲労、眠気、冷え
私にはこのすべての症状が出ていました。
経緯は1つ前のブログに書いたのでこちらを。
↑今から書くのはこの続きになります。
シックハウス症候群や化学物質過敏症について検査ができると聞いて行ったのですが…
診察時間は一人1~2分
当日予約しかできない病院だったんですが、そんなに広くない10帖程の待合室に行列が…
これ大丈夫なの?と思っていたんですが、一人一人の診察時間が本当に30秒~長くて2分以内なんです。
え?!
かなりびっくりして目を疑ったのですが、診察室が3つ程あってそこから1~2分ですごい人数が出たり入ったりしていて、すぐにお薬をもらって帰ってゆく…
え?!
ものすごく衝撃的でした…
人が入れ代わり立ち代わりでどんどん回転していきものすごい人数の出入りがあったのに、診察予約時間の1時間後に呼ばれました。
症状と経緯を軽く話すと、
その特定には10万自費でかかること。ここで金銭的な負担が大きくて結局皆躓く。
と車椅子を押されて診察室から追い出されている間にこんなことを思っていましたw
渡されたパンフレット
臭いが幻臭でも脳腫瘍のせいでも精神病でも絶対ないと言い切っていたのですがその根拠は
理系の中でも超特殊な分野の学校に通っていたから
まあ病気で中退しているので臭気判定士の資格は持っていないし、専門分野は有機化学ではなく薬学とDNAのほうでしたが。
実は高校もまた違う系統の理系の特殊学科だったので有機化合物についてそれなりに勉強しました。
そのせいか中途半端に有機化合物について知識があるので、臭いで何かの特定はできていないのですが、揮発する有機溶剤ということは8月に異臭が始まった時点で確信がありました。ただそれがどこから臭うのかが最初はわからなかったのです。トルエンかキシレンっぽいとも友人に言ってあります。
一人暮らしの配線修理後のツンとする臭いについてはベンゼン系の何かだろうとしかわからないのです。
業者に頼むと高いので、同期か先輩の中に臭気判定士資格を取った人はいないかというのを8月の時点で友達に聞いていたのですがわからないそうで・・・
ちょっと先生に連絡してみようかな…中退してるから連絡しづらいけどw
P.S
当初の予定ではこちらの病院で検査ができるとのことだったので、病院名をご紹介するつもりだったのですが、
診察時間短すぎるわ、手抜きだわ、検査もないわでこんな病院紹介する価値もなさそうなのでやめました。
対応が悪すぎるし自分と同じで検査ができないくせにできるといわれ行く羽目になる人のことを考えると病院名さらしてもいいのかなとも思いますが…いったん保留とさせていただきます。
私はこれから次の手立てを考えるとします。
超余談ですが
よく初診で行った病院の医師に、自分に関係のない難病のやお薬についてやたら詳しいねと褒めていただくことが多いのですが、病気で中退していなければそもそも新薬の開発か、遺伝病についての研究員になるのが夢でした。
Twitterでも自分とは違う難病の方とやり取りをさせてもらっていて、よく何故この病気を知ってるのですか?なぜそんなにほかの難病についても詳しいのですか?というご質問をいただくのですが、それは上記のことが理由です。
中学生のころから学校の勉強はそっちのけで、難病について調べ始め、難病のドキュメンタリーを見あさっていましたw
よく言われるけど変わった子ですねww