大阪城公園を車椅子で移動するとどれくらいかかるか、という検証に参加させて頂き改めて感じた事

私含め、4人の紹介から
まず、企画者のしょうごさん(@gorian91)
ご自身も筋ジストロフィーの中のベッカー型という希少難病をお持ちです。
Googleマップで徒歩45分のルートを車椅子だとどれくらいかかるのか、という企画を発案され車椅子の人を募集されていて、それに私が応募して採用して頂きました!
こちらがそのしょうごさんのブログです。
→筋ジスですが何か?
しょうごさんと同じブログスクールの京都のごりらさん(@goriluckey)
京都地元情報やお子さんと空手の事などをブログで発信されています。
初体験で車イスを押して頂きました!ありがとうございました。そしていち早くブログの更新が!
こちらがごりらさんのブログです。
→ごりらのせなか
しょうごさんと同じブログスクールの三重のめいたくさん(@floor0429)
三重の穴場やご自身の転職された経験などをブログで発信されています。
介護職経験のある方で、車イスさばきがプロでした!
長時間の介助ありがとうございました。
こちらがめいたくさんのブログです。
→底辺×高さ×自分
私は車イスにのって写真を撮ってもらったり、車イスからの視点での動画を撮ったりしていただけですw
それぞれの視点から見て感じたことを、それぞれブログに書きましたので、全部みて頂きたいです。
実際に移動してみて
約45分どころではなく、約1時間35分かかりました。
ランニング中の方やスピードを出した自転車が、後ろから来て追い抜いていくのですが、車イスがいるのもわかった上で
スレッスレのところを通過してくるので、物凄くひやひやしました。
これはよくあるのですが、自分達の進行方向に横並びで広がって歩いている方々が突然立ち止まったりしてぶつかりかけます。
めいたくさんが介護経験者だったお陰で大丈夫だったんですが、これが経験のない方の場合そんな急には止まれません!
車イスの奥行きって、押して頂く方にとって思った以上にあるのです。
これを知っていただきたい。
突然走ってくる子供。注意しない親。
歩きスマホはおろか、自転車スマホのやつ!
これはキレてもいいのではないかといつも思います。
もし車イスでぶつかってしまってもそちらの行動も見直して頂きたいです。
私の横を歩かれていたしょうごさんを見て思いました。車イスじゃなくても難病を持つ人にとってそれらは同じように障害になるのだという事を。
車イスにのっていても配慮の欠片もないのだから、見た目でわからない人はもっと大変だと。
介護者さんへの配慮もお願いしたい
それから車イスに乗っている側の事だけでなく、押している側の事も考えてほしいなと。
車イスを押しているからといって、介護職の方とは限りません。知人や友人に押してもらうこともあります。
めいたくさんが介護職経験者だったので、すらすらと道の障害物もかわして下さっていました。
ごりらさんは車イス操作未経験だったので、実際押してみるとどんな感じか?
というのも、押してわざわざ検証して下さいました。
お三方ともお優しくて有りがたかったです。
私は自分が病気で障害だから仕方ないけど、
押して下さっている方にストレスを与えられるのは絶対に耐えられません!!
自分に向けられた暴言はスルーしますが、押して頂いた方に対してだと、私は黙ってはいません。
他に障害となるのは
交差点。
→検証の後、移動で通りました。人が多く車イスが中々進めず途中で赤信号になる事が多いです。当たり前にクラクションを鳴らして怒鳴ってくる運転手もいます。
批判覚悟で言います、心の中で事故ってしまえと思う。(毒吐いた。)
踏切。
→今回の検証では踏切はなかったのですが、こちらも人で進めない挙げ句、車輪が車両用の溝に挟まる。過去に途中で踏切が閉まって轢かれるのを覚悟したこと2回。
たまたま前にいた人が乗っていた自転車を放り投げてまで助けて下さいました。
こういう人の存在って本当に有難いです。
小さな段差やゴミ、溝、地面の盛り上がり。
→たったこれだけ?という1センチの段差や溝にハマる。ゴミは押している人からは見えないため車イスがつっかえる。
難病のしょうごさんにとってもゴミなど障害になり、転倒されておられました…
スロープ。
→バリアフリーを考えて作ったとは思えないほどの急なスロープや坂は逆に障害でしかない。地面の傾斜も同じく。
押す側にとっても物凄く負担!
バリアフリーって一体?
世の中ぜんっぜんバリアフリーではないんです!バリアフリーと謳っていても全くバリアフリーではない!
どんな障害物より、
危害を加えてくる方や怒鳴ってくる方、進行の邪魔をする方、平気でぶつかる方、ゴミのポイ捨てをする方、
私たちにとってそれが何よりのバリアです。
今回のように検証して下さり、ブログでこの事を広めようとしてくれたお三方には感謝でいっぱいです。
こういう方がもっと増えてほしい!
私も伝えていきたいし、私の伝えたいことを見て
“自分もそれを伝えたい”と思って貰える様な事を発信していきたいです!
今回の検証に関しまして、こういう風に思いました、もっとこう言うことも伝えてほしい、
など何か意見がありましたらTwitterのDMかこちらのお問い合わせを頂けると参考に致します!