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病気や障害で◯◯出来なくて辛い→それは解決できる悩みですか?

  • 2017.03.05

「病気だから~」「障害だから~」「だって~だし」
よく目にする言葉です。

病状や障害の度合いにより、それぞれ出来ること出来ないことが違うと思います。更に体調や気圧などによって変動することも多いと感じます。体調がまだましだと出来ることも、体調が悪化すると出来なくなるとかあるあるですよね。

 

出来ないことは仕方のないことですが、だからと言って完全に諦めるのもどうなのかなと。
しかし反対に、病状や障害の状況により絶対に不可能なことをしたがって嘆く人も凄く多いように思います。

 

まとめると…
出来ないから仕方ない→だって病気だし辛いし!と開き直って自分で何もしないで嘆いている方と、

出来ないけどしたい→なんで私はこんなことも出来ないのか!と悩んだり愚痴ったりする方と

この2タイプがものすごく多いと感じました。勿論全ての人がこうではなく、ご自分で色々工夫をして解決されている方や工夫をしているけど出来なくて悩んでいる方も多いと思います。

病気や障害を受け入れられずしっかり把握していないから悩む

病気や障害を抱えてしまうと、「出来ないこと」や「我慢をしないといけないこと」、「どうしても諦めざるを得ないこと」が沢山ありますね…

私自身も「したいけど出来ないこと」とか、「諦めざるを得ないこと」、「工夫をしても出来ないこと」などが色々あり、若かったので悩んだことが少しだけありました。

 

しかし、「何で病気のせいで出来ない事も悩まなきゃいけないのか」、「そもそも出来ないって誰が決めたのか」、「そもそも本当に出来ないのか」、「出来ないことはどうしたら出来るのか」

と、すぐに悩むより考えることに時間を使うようになりました。

まず自分で把握する事が大事

自分の病状や障害状況、体調などに応じて

「自力で全部出来ること」

「工夫をしたら自力で出来ること」

「サポートがあれば出来ること」

「サポートがあっても出来ないこと」

を文字にして書いてみることが大切なんだと思います。最近それを書き分ける機会があったのですが、書いてみるまで私も意外と自分で把握していなかった事に気づきました。

 

こんなに病気があって、3月から10月まで更にかなり悪化するのに私に出来ることなんてあるのか…と思いながらこの4つに分けてパソコンで打ち出していきました。

すると、なんと「工夫すれば自力で出来ること」や 「サポートがあれば出来ること」が物凄く多くてビックリしました。むしろ「サポートがあっても出来ないこと」が一番少なかったのです。

~だから出来ないと決めているのは自分自身

こんなに病気があって出来ることなんてあるのか…と思いながら文字にし始めたのですが、なぜ出来ないと思うのかは「完全に一人だから」でした。

誰かに頼るとか助けてもらうとか全く考えていないかったから「出来ないと思い込んでいた」だけなんです。

 

一人では「出来ないこと」も家族や友人、ヘルパーさんや〈時には知らない人〉に助けを求めること、サポートしてもらうことで「病気や障害でも出来ることが沢山ある」と気づきました。

 

私の場合(一部)

「工夫したら出来ること」

{私はてんかんや高次脳機能障害で記憶がなくなって物忘れが激しく、大切なことも忘れてしまい生き辛いです。ぐれいすさんはどうしてますか?}というDMを頂いた時の返事は

{私は何でもメモします。しかしそのメモを無くしたり、メモしたことすら忘れるのでメモを写メにも撮る。SNSの呟き機能を使い、自分だけに表示されるようにしてメモと同じ内容を残す。もしくはツイートする。日常生活では朝は記憶がないのでホワイトボードを用意し、頼みたいことややってもらったことを残してもらっています}と送りました。

↑実際に使用しているホワイトボード

(この二日間は寝込んでいて全く記憶にない…)何か困ったことや、してほしいことがあれば私もここに書き込んでおきます。100円均一で全て揃います!

 

部屋の移動も工夫をして自力でしている

部屋が狭く車椅子で方向転換をするスペースもなく、自操するにも手まで腫れて激痛で出来ない。

→ガーデニング用のコマ付きの台車をうまく活用。これを使ってもかなり体力を消耗するので休憩しつつゆっくり時間をかけてお手洗いまで移動しています。数日眠り続けるほど動けないときはその間ずっとお手洗いも我慢しています。この台車は飲み物を運ぶときにも使えるので便利です!ガーデニング用品が売っているお店にあるかも

 

「工夫しても自力で出来ないこと」

たばこや香水、柔軟剤、香料のきつい化粧品などの化学物質を使っている人と接することやその場所に行くこと。→自分の身の回りを気を付けていても他人の化学物質はどうしようもない。ヘルパーさん達にはそこも気をつけてもらう。

 

誰かとどこかへ出掛ける場合、予定を全てこなせない。車椅子で行ける所に限られる。中々予定も合わせられない(通院に時間を取られていたり、自分で出来るだけの体調を整える努力はするが急な体調の悪化で急遽予定を変更することや帰宅することが多々ある)そこを理解して貰っていないとお出掛けできない。

 

手の腫れがひどいとお箸やスプーンが持てない。→腫れ次第でサンドイッチなどにする。かなり悪化していると食事の介助が必要もしくはご飯を食べない。(だいたい食事も出来ないほど体調が悪くて数日寝ているので問題はない)

 

腫れ具合によってはお風呂に入れない。→入浴介助、もしくは痛くても腫れがましな時にお風呂に入ることで解決。(こちらもお風呂に入れない程の体調不良で寝ているので問題はない)

 

腫れがひどいと服や鞄などのジッパーやボタンを外せない。ペットボトルが開けられない→ヘルパーさんにお願いしてやってもらう。

 

病状を自分でしっかり理解し、それをしっかり伝えて把握して貰えると「工夫やサポート次第で自分でも何とか出来ること」が凄く増えます。

取捨選択

大切なことは今自分は何がどれくらい出来て、何がどれくらい出来ないのかをきちんと把握すること。

その上でどこにどれくらいのサポートが必要なのかを明確にし、それを伝えること。

自分でわかっていないことは、中々当事者ではない人には伝わりません。

 

「出来ないけどどうしても◯◯をしたい!」

ならどうするのか。努力をしても出来ないのであれば工夫してみる。工夫してだめなら誰かにサポートして貰う。

サポートしてもらっても現実問題不可能なことというのは、(病気や障害は関係なく)健康な人にもあるのだから。

 

あなたが今悩んでいることは本当に不可能なことですか?

一人では不可能でも工夫やサポート次第で出来ることは諦めない。どうしてもしたいのであればサポートして貰えるように、わかってもらう努力をする。

 

工夫やサポートがあってもどうしても不可能なことは諦めざるを得ない。病気や障害があると助けて貰っても健康な人より出来ないことや諦めないといけないことは多いです。でも健康でも助けて貰っても出来ないことはあるので、全てを病気のせいにして諦めきれずずっと愚痴るのは違うと思います。(気持ちは凄くわかる)

 

私で言うと、

急遽いるものがあって今すぐコンビニに行きたい→でも急遽だからヘルパーさんに今すぐ連れて行って貰うわけにいかないし、自力で車椅子で出掛けることも出来ない。

あぁ…歩けたらなぁ…自操できたら行けたのになぁ…もっといえば病気じゃなければ当たり前にコンビニに行けたのに…

 

こういうのは凄くよくあることなんですが、こんな事を一々病気のせいにしていたらキリがない。こういうことで悩んでも病気は治らないのだから悩むだけ無駄なのです。こういう解決できない事で悩んでいる人いませんか?

 

さて、こういう場合私はどうしているのか。

急遽いるもの→ご飯なら我慢する。一日くらい食べなくても生きていけるし、基本はストックしてある。ストックがなくなっていたなら、それを忘れていた自分のせいだから次から気を付けようと思うだけ。

→シャンプーやボディーソープなどの日用品が切れた場合、ヘルパーさんに相談してもどうしようもなさそうなら、近くの友達に買ってきて貰えないか頼む。それもだめなら諦めてネットスーパーで頼み、翌日の早朝に届くように手配する。これも忘れていた自分が悪い。病気でコンビニに自力で行けないんだったら忘れないようにしないといけなかった。(いくら脳腫瘍で記憶がなくなるとはいえ、メモをとったり人一倍努力が必要だった)

 

病気になってしまって治ることもないんだから、これは仕方のないことだと一日くらい我慢する。嘆いていてもどうしようもないことは諦める。

 

個人の努力で解決できない事、手伝って貰っても解決できない事は健康でも山ほどある。病気や障害だとそれが更に多いけど、そこを一々嘆いていても何にも解決しないですから…

あなたのその悩みは解決することですか?どうしたら解決するのか今一度考えてみてはいかがでしょうか。


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